子どものやる気を潰したくない。
そこにはやる気を潰された僕の姿をだぶらせてるね。
そう、僕はやりたい気持ちを潰されたという思いが残っている。
やりたかったのに、ダメと言われてできなかった。
やる気が湧いたのに、それを削がれる言葉を言われた。
家族に対するそんな思いがあるんだよね。
やりたいことを潰されて、やらなきゃならないことばかりやってるうちに、やる気の湧かない自分になっちゃった。
そんな自分になったのは、過去にこんなことがあったからだっていう言い訳に使ってたんだろうね。
寂しかった。
悲しかった。
悔しかった。
それは相手のせいにばかり向けられていたけれど、ほんとはそれを消しちゃう自分に対して、寂しかったし、悲しかったし、悔しかったのかもしれないね。
それを貫き通すこともできただろうに。
自立って、自己責任で立つってことなんだと思う。
誰かにやる気を潰されたからという過去の言い訳はもう捨てて、やる気を問われるお試しでひっこめてしまった自分へとフォーカスする、まさに今がシフトの時だね。
誰のせいでもない。
結局、自分を潰すことができるのは自分だけなんだろうから。
僕はもう湧き出したものをひっこめないよ。
自分が自分のやる気を、潰したくないもんね。
今やスタンダードな生き方だけど、改めて宣言しておこうっと。
今、自分がやるだけ。
親は親の時代のスタンダードに沿って、精一杯育ててくれたんだものね。
心理学者のアドラーはトラウマなどないと言っている。
今の自分の状況の都合のいいように、過去に言い訳をつくり出しているのだと。
The following two tabs change content below.
山地 弘純
住職
真言宗のお寺『善住寺』の住職。瞑想誘導、心の相談、陰陽統合セッション、カウンセリングなど心の寺子屋としての活動に力を入れる。夏休みの寺子屋体験、春休みのお遍路体験など、子供たちの集まる企画も大人気。大人も子供も笑顔をいっぱいに表現できるフィールドとしてお寺を活用していくべく邁進中。ブログは自己の気づきを綴る中に、生き方のヒントとして発信している。
最新記事 by 山地 弘純 (全て見る)
- 兵庫県新温泉町飲食店テイクアウト情報☆ エール飯にご協力を!! - 2020年4月20日
- うちは現在アナ雪ブーム真っ盛り - 2020年2月20日
- 仲間が琴浦町にある「東伯発電所」の壊れた風車の視察をしてきてくれました - 2020年2月19日