2月26日 町内の桐岡地区のすこやかクラブでお話をさせていただきました。
今後に生かすために記録しておきます。
自己紹介
(生まれてからお坊さんになるまで。不眠症のことなどをお話しました)
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瞑想
(みなさんが肩に力が入って聞いておられたので、
正しい呼吸法での瞑想を少し行いました)
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いのち
(いのちとはどういうものか、あの世へ繋がる今をお話しました)
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ご縁の法則
(ご縁を求めるならば、まず与えるのですよというお話をしました)
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思いやり
(「世の中はこその二文字のおきどころ」という歌から思いやりを説きました)
講演終了後、桐岡婦人会のみなさんによるぜんざいのお接待をいただきました。
とても美味しかったです。
食後に質問などみなさんとの雑談の時間がとられました。
その中には僕にとってとても耳が痛いお話もありました。
「うちはたくさんのお坊さんとの付き合いがあって、奈良のほうなど遠方からもお坊さんにきてもらっている。だけどお坊さんというのは口ではみんないい事を言う。だけど話してみると中身はみんな俗にまみれていますね。」
僕はあ~この方はお坊さんにがっかりされているんだろうなと思いながらお聞きしました。
周りのみなさんも「そんなの言うのはおよしなさい」と言う言葉の中にも、興味津々な眼差しでやり取りを見守っておられます。
「たしかに僕もこの衣を脱ぐと、ただの俗人です。みなさんとなんら変わりません。
でもこの衣は違います。僕は全然偉くないですが、この衣は、仏様の教えはとても素晴らしいものです。」
「肩こりまへんか?」
「え~。たしかに以前の僕には重いものでした。だからこそ僕は眠れなくなったのかもしれません。
でも今はぐっすり眠れます。大丈夫です。苦しくありません。」
今考えると、僕の返した答えは、なんだか噛み合ってないような気もします。
でもそれ以上のことは言いませんでしたし、相手の方もそれ以上言われませんでした。
多分この質問の裏返しには、お坊さんへの大きな期待があるのだと思います。
だからこそ失望も大きいのでしょう。
宗教不信。
お坊さん嫌い。
葬式だけのお坊さん。
僕はそれらの風潮をしっかりと受け止め、お坊さんとして仏様のほんとうに大切でかけがえのない教えをできるだけ多くの方に知っていただけるように努力していきたいと思います。
生きるための素晴らしい教えを。
とても貴重な桐岡すこやかクラブでの講演でした。
ありがとうございました。
山地 弘純
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