今年もホームステイを受け入れようと思っていましたが、なんと今年は御本尊大祭と小豆島巡礼と重なる日程となり、泣く泣くお断りとせざるをえませんでした。
昨年うちにステイしてくれた子も参加とのこと。
もしかしたらまたウチに泊まりたいと願ってくれたのかもしれないと思うと、心が痛かったです。
今年のステイ先のご家族には悪いと思いましたが、少しの時間でも一緒に過ごしたいと思い、初日の夜の歓迎会と、予定の隙間であった鳥取砂丘でのプログラムに少し顔を出させてもらいました。
顔を見るなり少し嬉しそうな顔をしてくれ、そしてお母さんから預かってきたというお手紙を渡してくれました。
少しでも会えることを望んでいてくれ、そしてこちらも望んでいた思いが、わずかな時間でも叶えられてよかったと思いました。
そして鳥取砂丘の日までに手紙の返事を家族みんなで書き、彼に渡しました。
お母さんの手紙の中には、彼がお寺で過ごした日々は、多々参加したプログラムの中で一番思い出深く、楽しい経験だったと書かれていました。
この埋め合わせは、彼に直接返すことではなく、もっと大きな埋め合わせをしなければならないと感じました。
ある提案を新温泉町に出させていただきました。
もし採用され形になったなら、またこの場で報告します。
福島の子供たち、この新温泉町で、また一回り大きくなって帰ってください。
ゆうや、元気でな。また会う日まで。
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山地 弘純
住職
真言宗のお寺『善住寺』の住職。瞑想誘導、心の相談、陰陽統合セッション、カウンセリングなど心の寺子屋としての活動に力を入れる。夏休みの寺子屋体験、春休みのお遍路体験など、子供たちの集まる企画も大人気。大人も子供も笑顔をいっぱいに表現できるフィールドとしてお寺を活用していくべく邁進中。ブログは自己の気づきを綴る中に、生き方のヒントとして発信している。
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