とある講演会。
今日もジャッジしている自分を観照しながら、ふと気づいたことがあります。
思考がしゃしゃりでてくると、自分の持っている答えの中に当てはめようとしてきます。
素直に受け取れないのです。
うん、これは合ってるな。
いや、これはおかしいな。
これはすごくもったいないなと思います。
ニュートラルにお話を聞けば、どんなに話が一般的に下手だと言われる人からでも得るものがあるのに、思考の防御膜を張ってしまっています。
腕組みもして、膜だけじゃなく防御壁までも張ってみたりして・・・。
そんな時には、ただその人に向かって頷いてみることです。
自分と考えが違おうが、伝え方が下手であろうが、ただその一言一言に頷いてみるのです。
そうすると、思考の防御膜が消えていきます。
まるで熱いお風呂で耐えるために張っていた膜が、動いたら破れて熱さが戻るかのように。
頷きは、意識を今にする効果があるのかもしれませんね。
価値観、正しさは人それぞれ。
「違うって思った時ほど、頷いてみるといい。」
そう思いました。