「切ったら血の出る記事を書け」
今日の日本海新聞の一面の言葉です。
今やAI(人工知能)が記事まで書いてくれる時代になってきたとか。
そうなってくると、今後はますます知識よりも血の出るような生々しい感覚、喜怒哀楽の感情こそが、拠り所になってくるのではないでしょうか。
実際僕が今惹かれるのは、理論的な文章や断片的な名言よりも、「かっこ悪くても、情けなくても、泣いてても、わめいてても、そんな自分をさらけ出して向き合ってる姿」、「一緒に喜び、楽しみを共有し、それを張り裂けんばかりの笑顔で表現している姿」、そんなのが伝わってくる文章なんです。
僕自身も、長らく血の通わない人の振りをして生きてきましたが、もうやめます。
僕の中にも熱き血潮が流れていますから。
嬉しいってどんな感じ?
悔しいってどんな感じ?
腹立つ~ってどんな感じ?
悲しいってどんな感じ?
気持ちいいってどんな感じ?
鳥肌立つ~ってどんな感じ?
昇天する~ってどんな感じ?
こんな感覚味わうために人間に生まれてきたんですものね。
偏りなく、丁寧に味わってみたいな~。
偏りなく味わうにはどうすればいいかってことですけど、感情は思い込みの書き換えで変わってくるといいます。
思い込みに気づいては外し気づいては外し、怒りばかりじゃなく、いろんな感情いっぱいいっぱい味わってみたいな~。
そのためにも五感。
研ぎ澄ませて、最大限に発揮していきたいな~。
そう思いました。
池川先生、あれから僕は言ってますよ。
「地球さん、おはよう」って。
そして木の幹に手をかざしてます。
躍動する生命の営みは、こんなにも素晴らしいんだって肌で感じています。
そう、僕らはみんな生きている。
The following two tabs change content below.
山地 弘純
住職
真言宗のお寺『善住寺』の住職。瞑想誘導、心の相談、陰陽統合セッション、カウンセリングなど心の寺子屋としての活動に力を入れる。夏休みの寺子屋体験、春休みのお遍路体験など、子供たちの集まる企画も大人気。大人も子供も笑顔をいっぱいに表現できるフィールドとしてお寺を活用していくべく邁進中。ブログは自己の気づきを綴る中に、生き方のヒントとして発信している。
最新記事 by 山地 弘純 (全て見る)
- 兵庫県新温泉町飲食店テイクアウト情報☆ エール飯にご協力を!! - 2020年4月20日
- うちは現在アナ雪ブーム真っ盛り - 2020年2月20日
- 仲間が琴浦町にある「東伯発電所」の壊れた風車の視察をしてきてくれました - 2020年2月19日