家族旅行最終日。
どこか「呼ばれる場所」ってやつに行きたいって思ってたんだけど、前日に妻が伊勢の鳥居が夢に出てきたっていうんだよね。
それで僕がちょっと気になっていた椿大神社をスマホで調べてみると、壮大な力をもつ伊勢国の一の宮であるということだった。
だから、今日も帰るギリギリまで遊園地にいたいという子供達の意見を却下して、椿大神社に行ってきたよ。
そしてここはもう僕にとってこれ以上の意味付けはできないんじゃないかっていうほどの、素晴らしい霊地だった。
主祭神は猿田彦大神。
天孫降臨の時、つまり天を治めていた天照大神の孫である瓊瓊杵尊が地の国に降臨されこの国を統治される際の道案内をされたという方。
そのため道案内の神、新しき道を切り開く導きの神と言われている。
わー、今の僕にぴったりかもって思った。
僕の新たに切り開く意志と重なるから。
椿大神社は、その猿田彦が祭られる神社2000の総本社であるとのこと。
そんなすごいところが鈴鹿にあったんだね。
さらにここのもう一つ大きな特長が、猿田彦大神の奥さんである天宇受売命が同じ場所に祀られているところなんだって。
天の岩戸に籠った天照大神を、胸を出して激しく踊って他の神様を大笑いさせ、天照大神がその様子が気になって外に顔を出したという神話の残る、天宇受売命。
なるほど芸能祖神と言われるのもわかる。
そんな二人が祀られた神社のため、夫婦和合のメッセージも強いのが、この椿大神社らしい。
昨日パートナーシップの新しい発信をしたばかりの僕だからこそ、この場所に来ることに素晴らしい意義を感じてしまったんだ。
神社の鳥居をくぐると、 ひんやりとした空気になり、そして「かなえの滝」の前はかなり涼しかった。
「私鳥居好きなんだよね」
「そうなんだ。鳥居みゆきとか?」
「いやそれはあんまり。」
とかいうやり取りを二人でして笑いながら、お互いに鳥居という結界の不思議さを感じてた。
僕自身は猿田彦大神の祀られた場所、天宇受売命の祀られた場所、それぞれで僕自身の男性性、女性性の統合を感じた。
そして、僕を猿田彦大神に見立て、妻を天宇受売命に見立て、絵馬に二人の名前を書く。
真ん中にハートマークを。
ふとこうやって当てはめたくなったから書いたんだけど、その瞬間言いようのないような満足感が満ち満ちてくる。
呼ばれた。
そう、やっぱり呼ばれた。
僕たち二人が呼ばれた。
そう思ったんだ。
いつでもそれを思い出せるように、結んだ絵馬をしっかりと写真に残した。
子供達を楽しませるためもあるけれど、今回の旅は、また二人のパートナーシップを、神話の世界の二人にに当てはめることができた素晴らしいものになった。
ちゃみさんと僕のコラボお話会の後でみんなで行った出雲大社でも不思議な導きを僕は確かに感じたんだけど、妻はあの時「うーん、今回は私は呼ばれてない」って言った。
あれはあくまでも「あなたとちゃみさんの交わる場」だったのだと。
この前僕が一人瀬織津姫ツアーから帰った後も、「また美人な女の人と会って来たんだね。ほんと仕方のない人だな〜」と笑いながらもちょっと口を尖らせてた妻。
瀬織津姫とも合わさらなかったことをなにか思ったのかもしれないね。
でも今回の椿大神社は、思いがけずも、僕と妻のパートナーシップのイメージがピタッと合わさる場所になったのかもしれない。
きっといつまでも大切な場所に残るだろうね。
嬉しかったな〜。
きっと世界には原始からのあらゆる記憶が散らばっていて、どの記憶と意識が合わさるか、出会えるかって楽しみもあるんだろうね。
必要なものだけひろって、それに自分で好きに意味付けしていいんだとしたら、みんなはどうする?
霊能者がここにはなにも感じられませんと言おうが、アカシックリーダーが今ここに神はいませんとメッセージを降ろそうが関係ないね。
だって自分が感じたんだもん。
それが全てだよね。
僕はこうやって楽しみ、満たしてるよ。
そんなわけで、午前中は「霊地」に出会った。
午後に続く。
【過去記事だよ】
◎お話会の後の出雲大社参拝のこと
https://ameblo.jp/anzac76/entry-12224614790.html
◎一人瀬織津姫ツアーのこと
https://ameblo.jp/anzac76/entry-12288201312.html
山地 弘純
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