豆まき(●´ω｀●)
この善悪統合の時代に、悪を排除って考え方はつまんない。
やっぱり自他の心の境界を守るって意味で豆をまきたいなって思う。
自分の心にズケズケと踏み入る存在、「押し付け」「決めつけ」「侵食」をしようとしてくる存在を「鬼」として、入ってくるのは「嫌！」と豆をまくこと。
豆は「間」「芽」。
その間から芽が出ていく。
他者との間を意識してわかる。
自分こそが鬼であったことに。
押し付けている自分。
決めつけている自分。
そんな自分が確かにいることに気づく。
だからこそ他人のしてくることも理解はできるよね。
鬼もまた愛おしい。
でも嫌。
そこは大切にしよう。
自分の心をクリアにするために。
そしてまず自分がやめていく。
決めつけ、押し付けは「善だとか悪だ」とか、「正しいとか間違ってる」とかをジャッジしようとする心から表れる。
その世界から卒業するんだ。
すると鬼の中から福が出る☆
福の「ふ」は二つにふえるの音「く」は引き寄せあう音だと言う。
そう、二つに分かれていた「鬼」と「福」が統合される。
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山地 弘純
住職
真言宗のお寺『善住寺』の住職。瞑想誘導、心の相談、陰陽統合セッション、カウンセリングなど心の寺子屋としての活動に力を入れる。夏休みの寺子屋体験、春休みのお遍路体験など、子供たちの集まる企画も大人気。大人も子供も笑顔をいっぱいに表現できるフィールドとしてお寺を活用していくべく邁進中。ブログは自己の気づきを綴る中に、生き方のヒントとして発信している。
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