5月10日
第6回 お寺へ行こう!テライク-Te like~善住寺』は、瞑想と曼荼羅アートのコラボレーションにて行われました。
二日前の花祭りのままに置いておいた花御堂(はなみどう)。
参加者のみなさんにおしゃかさまに甘茶をかけてお祝していただこうと思ったのです。
伝えたかった言葉。
「天上天下唯我独尊」
この世界で私ほど尊い存在はいない。皆さんそれぞれが、唯一無二のかけがえのない存在なのだということをお話ししたかったのです。
自己を粗末にする、自己を犠牲にするという人が増えているようにも感じる昨今の世相で、自己を大切にする、自己を愛おしく見守るためのキーワードのようにも感じます。
お釈迦様、ありがとうございます。
参加者の皆さんの胸にも、それぞれこの言葉が響いたようでした。
灌沐(かんもく)していきます。
お釈迦様の身体に甘茶を灌(そそ)ぐのです
そして瞑想に入ります。
瞑想は僕が誘導させていただきました。
月輪観瞑想です。
おしゃかさまの両手で表現する「天上天下唯我独尊」。
まさに皆さんがすばらしい存在の輝きを放っておられます。
参加者の方々は、「静寂の中、普段はあまり聞こえてこない鳥の声や時計の針の音がはっきりと聞こえました」と、その贅沢な時間を存分に味わっておられたようでした。
そして昼食です。
みんなでお弁当をいただきました。
午後からはパステルアート。
再びあゆみるくさん講師にお迎えしての「曼荼羅アート」でした。
まず先生が見本を見せてくださいます。
気を付けることはたった一つ。
「中心の点をとること。」だそうです。
これってすごく深い言葉ですよね。
曼荼羅。
自己の中心を見失わないようにするってことですよね。
すごいな~☆
委ねるのは、ふっと湧きあがってくる感性なのでしょう。
ほんとにパステルアートってみんなが子供にかえったように
無我夢中でやってます。
沈黙の時間が流れます。
うわ、すごいな~、これ。
みんな素晴らしい曼荼羅ができました。
僕も、自画自賛のパステルアート。
「これが僕の中の曼荼羅か~」と思うと愛おしいです☆
未来、過去を繋ぐ遺伝子の交差する今に僕があり、そのハートは、蓮の花びらのように開いている。そんな僕を中心とした周りの大切な人との繋がり、そして自分を大きくも小さくもしていける宇宙への拡大縮小の意識構造などが表現されています。
なんてね。
それは今こじつけただけですが(笑)
参加者の由美江さんがいちご大福をつくって来て下さいましたので、最後にお茶タイム。
これほんとにおいしかったです。
そしてトークもはずみました。
最後にあゆみるくさんがリーディングカードを引かせてくださいました。
僕が引いたのがこれ。
「わたしはあらゆる期待を手放します」
改めて思いました。
委ねていればそれが最善なのだと。
今日もみなさんと一緒に過ごせてよかったです。
出会えた不思議に感謝。
山地 弘純
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