阿蓮月。
こんなもんで瞑想してなんになるんや。
ずっと思ってきたけど・・・
心はお月様。
大宇宙の日の光を受け取ってこそ輝く。
身体で宇宙を表す印を結び、
口で宇宙の母なる音である阿の息を循環させ、
意識を宇宙を包み込んだ月の輪に観じて研ぎ澄ます。
顕教は月を隠す雲を払うが、密教は雲を払わず月を見る。
つまり悩み、苦しみの原因を突き止めクリアにしていくの
クリアな本源である宇宙意識へのアプローチであり、その
自身の身口意を、大宇宙にヨーガする。
ヨーガ(ヨガ)とは繋ぐ、くくりつける、相応し合うとい
マニアックだと思う人もいるかもしれないが、一般の人に
阿字観を一般の人に説くことが、本山からの指導である。
特に心のことをやっている人たちには、原因を探っていく
原因を突き止めても所詮妄想への回答であるし、なにかを
もともと問題など、なにもなかったのだ。
そしてこれからも、問題をつくる必要もない。
問題視は、新しい雲となっていく。
本山高野山の三大布教法である口説法話、御詠歌、阿字観
というわけで、
心のお月様の見方、
お教えします。
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山地 弘純
住職
真言宗のお寺『善住寺』の住職。瞑想誘導、心の相談、陰陽統合セッション、カウンセリングなど心の寺子屋としての活動に力を入れる。夏休みの寺子屋体験、春休みのお遍路体験など、子供たちの集まる企画も大人気。大人も子供も笑顔をいっぱいに表現できるフィールドとしてお寺を活用していくべく邁進中。ブログは自己の気づきを綴る中に、生き方のヒントとして発信している。
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