「善住寺」リンクメニュー

 そう。僕にとっては第三弾ですが、こちらの皆さんにとっては初めての主催です。

　午前中の瞑想ではやはり安心メソッドの観照と中心にお話ししました。
とくに今回のテーマはネガティブ。

　ポジティブ変換が得意で、ネガティブを無理やり押し込めてしまっていた自分の経験をもとに、それぞれの悲しい、悔しい、むかつく～ってところをまずは探してもらいました。

　寂しさ、悲しさを深いところまで掘り下げた人。
感情を「どうしてこんなんなんだろう」とか思考化して表現された人。
見つからないという人。
　など、みんなさまざま。

　ただ、中には些細な日常的にある「ムカつく～、へこむ～、かなしい」を表現してくださった方があり、僕はあ～ここにスポット当てて欲しいかもって、その時思いました。

「近所のおやじが唾をペッと吐くのがむかつく～。」
「金額に内容が伴ってないようなセミナーのぼったくりにむかつく～。」
「親の～～ってすぐ言うことにいらいらする～。」

　そう、この日常におけるネガティブな「むかつく～、いらつく～」を無視したままで行かず、しっかり観照してやる。

「近所のおやじが唾をペッと吐くのがむかつく～。って感じてるんだな～。
「金額に内容が伴ってないようなセミナーのぼったくり感にむかつく～。」って感じてるんだな～
「親の～～ってすぐ言うことにいらいらする～。」って感じてるんだな～。

　客観がそれをとらえ始めると、そのうち理由を考えもしないのに、はっと気付きが訪れることがあります。
　本音に近づくこともできるかもしれません。

　ネガティブ放置は、地雷の放置だと思います。
何かのきっかけでたくさんの地雷に一気に着火してしまわないように、観照して消してしまいましょう。

　思考も、感情も、気分も、観照すれば調和されます。
「他人を干渉するな。自分を観照せよ」という言葉を贈りました。

　そしてお話に引き続き、瞑想に入りました。
真言宗の「阿息観」です。

　呼吸と観照を意識して、無思考状態を作ります。
午後のレイキで習った言葉を借りると、「空っぽな宇宙のパイプ」となることと言えるでしょう。

　みなさんとても静かな境地になったようでした。
あっという間の時間だったようです。

　ノーマインドで「心が風のようになった～」というような状態をコンスタントに維持できるようになった方には、次の段階へ瞑想を進めようと思います。
　皆さんへ瞑想熟練のために、毎日少しの時間でも作ることをオススメしました。

　ちょっと話すぎてしまい、瞑想のシェアをしてもらえなかったのが残念でした。

　そして12時半になってようやくお昼ご飯です。

　　　(後編に続く）