昨日は大学の時の友達のおばあちゃんのお葬式に参列させていただいた。
そして今日明日はまた別の大学時代の友達のお寺の山門の落慶に呼んでいただいた。
ずっと長い間会ってなかったのに、日を空けずして二人に会うなんて、なんだか不思議。
三人でいつも一緒にいた。お坊さんになりたくない三人組。
教室の1番後ろは定位置だった。
僕は僧侶歴、約15年。
彼は一流ホテルのボーイを経て、後継ぎ予定のお兄さんに逃げ切られ、次男でありながら継ぐ決意をした。僧侶歴はまだ浅い。
もう一人の彼はいつかは継ぐと確約はしているようだが、まだまだバリバリ地元企業で働いている。
あの頃の姿勢に後悔がないといえば嘘になるかもしれない。
それでもあの時にはそれしかできなかったのだと思う。
今、僕が真面目に坊さんという生き方と向き合って、こんなに自分から勉強してるなんてな。
考えるほど、可笑しさがこみ上げてくる。
また三人で集まって、今度はあの頃とは変わった想いを、目一杯話せたらと思う。
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山地 弘純
住職
真言宗のお寺『善住寺』の住職。瞑想誘導、心の相談、陰陽統合セッション、カウンセリングなど心の寺子屋としての活動に力を入れる。夏休みの寺子屋体験、春休みのお遍路体験など、子供たちの集まる企画も大人気。大人も子供も笑顔をいっぱいに表現できるフィールドとしてお寺を活用していくべく邁進中。ブログは自己の気づきを綴る中に、生き方のヒントとして発信している。
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