2010年、ちょうど4月25日の御開帳法要を終えたすぐ後のことだ。
日本海新聞の荒木さんが電話をしてきてくださった。
僕のブログに興味を持っていただき、声をかけていただいたのだった。
「新しい企画にご協力いただけませんか」
一人で大変だったらどなたかとのリレー投稿という形でも結構ですとの言葉に、彼にならと思ってある友人に声をかけるも撃沈。
一大決心をして書こうと決めた。
「一人でやらせてください」
原稿料をと言って下さったが、僕としてもありがたい企画だったので丁重にお断りする。
御開帳の日のことから、過去への回想、そして御閉帳へと戻り、最後に今の自分を書いた。
2010年5月23日が第一回。
そして2013年6月2日。それが連載完結の日。
丸三年。
それはあっという間のことだった。
その間に担当も荒木さんから今岡さんへど変わったが、変わらず丁寧に対応してくださり、僕のわがままを通してくださった。
どうしても書きたいことをふくらませすぎて、大幅に文字数をオーバーしてしまったにもかかわらず大々的に紙面をとってくださったこと。
あまりにも多過ぎるからと二回に分けて下さいと言われたこと。
締め切り日をおして、掲載の前日くらいまでかかってしまったこと。
いろんなご迷惑をお掛けしながら、温かく支えていただいたおかげで、僕は書き切ることができた。
最初は二年の契約だったが、ずるずると書かせていただいた。
まだ書いて下さいと言っていただいたが、丸三年をもって区切りをつけることにした。
最終回を迎えてみて、書きたいことの半分も書ききれなかったな~
でも始めがあれば終わりがある。
そしてこの終わりはまた新たなスタートにもなる。
途中で挫折することなく、区切りとなる3年を走り切ったことは
ただいつまでもこのゴールに留まっていることなく、どう次に繋
「毎月この日だけは日本海新聞をコンビニから買ってますよ」
「今までの分全部ファイルにとじてますよ」
「毎月毎月楽しみにしてます」
「まだまだやめないで」
そんな大勢の方々からの声が励みだった。
僕はこのコラムを通じて、自分を見つめ直し、成長することができたと思う。
連載は終了するが、「コウジュンの悩んで迷ってぶつかって」は僕が生きているかぎり進行形で、 またいつかみなさんに続きを読んでいただく日も来るだろう。
読者のみなさん、長い間のご愛読、ほんとうにありがとうござい
毎回ページの4分の1以上も紙面をさいてくださった日本海新聞様に感謝。
山地 弘純
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