長く苦しんだ不眠症。
修行道場である専修学院を卒業したらすぐ治ったかというと、そんな簡単なものではなかった。
善住寺に帰ってきて、副住職として入山してからも苦しんだ。
寝れない。
イライラする。
肩こりが激しい。
耳鳴りがする。
頭痛がする。
腰も痛い。
顔がひきつる。
胸が痛い。
呼吸が苦しい。
もう全てがどうなったっていい。
いっそのこと。。。
そんな追い詰められたところから脱却できたのは、
やっぱり仏教があったからだと言いきれる。
呼吸。
瞑想。
自然治癒力。
僕をかろうじて保つことができたのは、
ヨーガ(ヨガ)のおかげだと思う。
西洋医学では薬物に頼るだけだった。
睡眠剤、安定剤。
毎日飲むことによる依存。
僕は薬にまみれていた。
なにかを変えたかった。
偶然見つけた一冊の本。
「健康のためのヨーガ」
藁にもすがる思いで、毎晩体をほぐした。
独学以外の何ものでもない。
だけど3年間ほぼ毎日続けた。
ただひたすら、お風呂上りにやり続けた。
少しでも楽になりたいと願いながら・・・
そして今の僕がある。
ほかにも、針治療したこと、サッカーを再開したこともよかったのだろう。
でも、3年間で目に見えて体が柔らかくなる実感と、それに比例した睡眠時間の少しづつの向上が最も感じられたのがヨーガだったと思う。
今でも毎日ではないが、しょっちゅう体をほぐしている。
もう趣味といってもいいかもしれない。
最近になって修行時代を振り返ったのも、今年ようやく不眠症を克服したという自信がついたから。
もう戻りたくない、あの日々に。。。
《実践ヨーガ》
毎日続けていると、こんなことまでできるようになってしまいました。
頭が痛いときや、イライラするときにはこのポーズをします。
1、まずヒザ立ちし、右手と左手を合わせて合掌します。
2、そして合掌した手をたたみ、もしくは床に
3、合掌した手の間に頭を入れます。
そしててっぺんのツボを押さえます。
これだけでも効果じゅうぶん。
これ以上できない人がほとんどでしょうから、
このまま5分くらいツボを意識して、
目をつぶって深い呼吸をし、
気持ちいいのを感じていればいいでしょう。
4、さ~もうちょい行きます。
足を立てて体のほうにテケテケと歩いて近づけます。
ヒザが胸に届きそうな位置まで。
5、そしたら自然に足が浮いてきます。
だから無理矢理足をはねあげなくても大丈夫。
6、ここまでは自然にあがります。
足を抱えるようにし、いったん停止します
7、足をゆっくりと伸ばしていきます。
これは慣れるまでは難しいです。
8、かんせ~い。
この姿勢のまま5分~10分くらい。
ツボが刺激されて脳の血行がよくなります。
決して頭に血が上ったりしません。
うひゃっ☆
これはオマケ。
しなくていいです(笑)
でも見てください。
ちゃんと合掌してるでしょう☆
山地 弘純
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