千年以上の歴史を刻んだ秘中の秘仏本尊につき、往古より先哲の戒めにより、50年に1度御開帳を行い、人々の前に姿を現されます。
◆御開帳期間 2010年4月25日(日)~11月21日(日) 無事終了致しました
次は2060年になります。
皆様お元気にて再びお参り下さい。
堂内には阿弥陀如来のほかに薬師如来、西国三十三番の観音菩薩像が安置され、天井には釈尊を中心とした十六羅漢が彩色豊かに描かれています。 作者は不詳ながら、線描きも生かした室町時代の狩野派の源流大和絵の画法で、建造物と同年代のものとされています。但馬地域で最古の天井画です。
◆梵鐘 寛文元年に鋳造の梵鐘破損後、享保4年に改鋳され、二、三十年間鳴り続けましたが、昭和17年に供出され不帰。現在の梵鐘は昭和22年鋳造、8月18日開眼のものです。
ヒメコマツ(姫小松)はマツ科の常緑針葉樹です。針状の葉が5本づつ束生するのでゴヨウマツ(五葉松)とも呼ばれています。 新枝下部に雄花を、先端に雌花をつけ、球果(松かさ)は卵状長楕円形、樹皮は暗褐色をしています。 樹齢およそ300年の県内第一位と第二位の巨木です。
さわると「ひいらぐ(疼く。ひりひり痛む)」ことから「ひいらぎ」と呼ばれるようになったといわれいてます。 老木になるとこのトゲがなくなり葉も丸くなります。年齢を重ねるごとに角(かど)がとれていく様子は、人生の教訓とすべき樹木です。
古くからその鋭いトゲによって邪気を払う木とされ、庭に植える習慣がありました。また、鬼が目を突かれて退散したという伝説から、2月の節分(せつぶん)には、 いわしの頭とともに柊の枝葉を戸口に立てて、その葉っぱのトゲで鬼を追い払うという厄除けの習慣が現在も残っています。(別名「鬼の目突(おにのめつき)」)
★大石内蔵助の念持仏「地蔵菩薩」
このお地蔵さまは赤穂浪士、大石内蔵助が日々手を合わせていた仏であると伝えられています。大石内蔵助の切腹により、大石邸で祀られていたお地蔵さまは、大石家奉公人の手により善住寺へともたらされ、お祀りされるようになりました。 そんな由緒あるお地蔵さまなのだそうです。 このお地蔵さまを拝むには、毎年23日と24日の地蔵盆に合わせて、お参りいただくしかありません。