5年前の今日は被災地仙台での支援活動だった。
「みなさ~ん、よいお年を。仙台から愛を込めて」
そうやって年を越したんだった。
人の役にたたなければならない。
そんな思いにとらわれていた頃だね。
ん、どういうことかって?
もちろん人のお役に立てること、人に喜んでもらえることはとても嬉しいし、満たされたよ。
でもね、被災地支援をしたことで、「しない」人を裁いている自分がいないだろうか、裁いてくる人に対して「した」という安心を感じたかっただけじゃないだろうか。
そんなことを今は当時の自分に感じてる。
でもそんな当時の自分が愛おしくもあるんだけどね。
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山地 弘純
住職
真言宗のお寺『善住寺』の住職。瞑想誘導、心の相談、陰陽統合セッション、カウンセリングなど心の寺子屋としての活動に力を入れる。夏休みの寺子屋体験、春休みのお遍路体験など、子供たちの集まる企画も大人気。大人も子供も笑顔をいっぱいに表現できるフィールドとしてお寺を活用していくべく邁進中。ブログは自己の気づきを綴る中に、生き方のヒントとして発信している。
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