当たり前なとき、感謝は湧きません。
感謝が湧くのは、有難い時なのです。
自分の境遇が稀有なものだと気付いた時、
有ることが当たり前じゃないんだと実感した時、
不思議だ、奇跡だってことを感じ取れた時、
ありがとうという感情が自然と湧いてくるのでしょう。
とはいえ当たり前というのも素敵なもので、お互いに感謝がなくても通じ合っている状態と言えるでしょう。
で、ここでほんとやめて欲しいな〜と感じるのは、
「そんなん当たり前だろ」ってなんでも当たり前にさせながら、「そこはありがとうって感謝すべきだろ」って押し付けてる人。
有るのが当たり前なんか、
有るのが難いんか、
どっちやねん!
もう今の時代はバレています。
その言葉が古いマインドからなる言葉なのか、それともハートから溢れる言葉なのか。
「世の中にはあんな人もいるのに、それに比べると恵まれてる。感謝せなあかんな〜。」とか、それ感じた言葉じゃないでしょ。
それ自分の言葉じゃないでしょ。
比較のマインド。
マインドの言い聞かせ。
それ「思考謝」でしょ。
「感謝」って漢字のように、感じたことを言葉で放ちたいよね。
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山地 弘純
住職
真言宗のお寺『善住寺』の住職。瞑想誘導、心の相談、陰陽統合セッション、カウンセリングなど心の寺子屋としての活動に力を入れる。夏休みの寺子屋体験、春休みのお遍路体験など、子供たちの集まる企画も大人気。大人も子供も笑顔をいっぱいに表現できるフィールドとしてお寺を活用していくべく邁進中。ブログは自己の気づきを綴る中に、生き方のヒントとして発信している。
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