今日の心の相談員ネットワークの研修会は玉置妙憂さんによる「本気の終活と看取り」でした。
素晴らしいお話でした。
NHKのクローズアップ現代に出演したり、すっかり有名になった玉さんです。
とはいえ、実は、スピケアの同期なんです。
スーパーヴィジョンを共に受けていても、いつも鋭い考察と意見に視野を広げていただいて、この女性看護師さんはほんとすごいなと感じる存在でした。
それがスピケアの年間講習の途中で突然出家され、髪の毛がなくなってツルツルのお坊さんになってしまった時には、みんな驚いたものです。
そしていつの間にか有名人になって本もだして、テレビにも出るほどになって、また驚くやらなんだか誇らしいやら。
でもそれでも同期のよしみというか、いつも一緒にいた仲間なので、それをネタにしたり茶化したり。
そんな今日の再会も楽しかったです。
みんながもう好きなこと言ってました。
本を販売する時のキャッチコピーに「今、古本屋で大人気‼️」とか。(人気あるんだかないんだかどっちやねん、ってジワジワつぼるやんw)
「今日の講演料の封筒書きは玉串料でいいよね」とか。(玉置だけにw)
そんなこと言ってましたけど、やっぱりみんなが講演を聞いた後の顔は、ほんと素晴らしかったな~と誰もが感銘を受けてました。
あっという間の2時間。
久しぶりに終活と看取りをしっかりと考える機会になりました。
治療の多様性故の選択の苦悩。
「自分の場合はどこまで選ぶ?」
「それじゃ愛する人にはどこまで選ぶ?」
僕はこの言葉が響いたな~。
玉さん、ありがとうございました。
【玉置妙憂さんってどんな人?】
本名 玉置憂子
看護師・僧侶・スピリチュアルケア師・ケアマネ-ジャー・看護教員
東京都中野区生まれ。専修大学法学部卒業。
その後、看護師、看護教員の免許を取得。
夫の“自然死”という死にざまがあまりに美しかったことから開眼し出家。高野山にて修業をつみ高野山真言宗僧侶となる。
現在は、現役の看護師としてクリニックに勤めるかたわら、院外では、非営利一般社団法人大慈学苑の代表として活動している。
道しるべ 人生インタビュー
https://en-park.net/books/8362
彼女が設立した『大慈学苑』ホームページ
著書(現時点で3冊)
◎『死にゆく人の心に寄りそう 医療と宗教の間のケア』
◎『困ったら、やめる。迷ったら、離れる。「自分の軸」がある生き方のヒント』
◎『まずは、あなたのコップを満たしましょう』
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山地 弘純
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