先月末に草場一壽さんの30周年記念講演に申し込んだんだけど、満席受付終了で残念ながらダメだった。
キャンセル待ちの問い合わせもしたけど、やっぱり無理だったんだ。
それでも5月5日は京都に向かった。
個展だけでも見に行こうと。
東寺という場に飾られた陶彩画はまた素晴らしく、二度目に見る生の絵を堪能したよ。
やっぱり僕は闇の中から光が生まれる瞬間を表現したような背景が黒ベースの大日如来にいつも目を奪われる。
きっとうちのご本尊が大日如来だからなんだろうね。
全ての絵を見終わって最後のお土産品のブースまで進むと、あれ、こんなのあったのかと思い足が止まる。
今まで見たことない金色に輝く金剛界大日如来のフォトスタンドがあったんだ。
僕は引き込まれてずっと見ていた。
するとスタッフの方が声をかけて説明してくれた。これって特注で原画がないらしくて、シルクスクリーンのこの色紙サイズくらいのこれだけが、この度販売許可が出たんだって。
欲しくなって買っちゃった。
ついでに僕の守護本尊普賢菩薩、そして新生の火の鳥のポストカードも。
今日のメッセージのように感じたから。
そして東寺から次の目的地へと立ち去ろうとしたんだけど、三度目の正直というか、往生際悪く聞くだけ聞いてみようとふと思い客殿に足が向かう。
入り口に誘導の方がおられて、おそるおそる空きはないか聞いてみる。
するとなんと「今なら飛び込みオッケー」とのお言葉。
思わずマジで〜と全身から歓喜の咆哮みたいなものが湧き上がったね。
開始30分以上前に行ってよかった~。
そして草場一壽さんの講演をやや前寄りのいい席で、聞くことができたんだよ~。
30年たった今だから語れることがあるという記念の講演。
草場先生登場。
開始10分だけ撮影オッケーとのことで、みんな撮りまくってたよ。
さて、先生のお話の中身は、まさに「大日如来にアクセス」って感じのお話で、うわ〜って喜んだね、僕は。
内容も忘れないようにザッと記しておこうかな。
いのちの本源は何があっても生かそう生かそうとするもの。
このことを手を替え品を替え、熱く熱く伝えてくださった。
下積み時代に保育園で関わった子どもたちの、命が弾けんばかりのアートのエピソード。
湧き上がるイメージを表現できないからもどかしくて苦しい。
それをしっかりと表現するための技法だけは自分で磨いていくことが大切だということ。
ハチドリが一滴づつ水をまき山火事を消そうとするアンデス地方の物語がある。結末は書かれていない。
草場先生はこの話の続きがどうなるか子供たちと考えた。
それを見た他の動物たちも手伝ってくれて、最後には願いが叶って雨が降って消えたという結末にしたら、友人に草場はロマンチストだなと言われた。
山火事は消えずに灰になる。でもな、パンクシアは500度以上で初めて弾けて種をばらまき、灰のあとから緑が生まれ、新生する。そんな衝撃的な話を聞いたのだそうだ。
山火事さえもいのちの新生への完璧なプログラムということ。
先祖供養とはあなたの中にご先祖様が全部あるんだからあなたが楽しく元気よく生きていくことが最高な供養だと腑に落ちたという沖縄での慰霊体験。
そして代表者一人だけだったけど、あなたに命を注入しますと言って「いのちのベスト」の着用。
いのちのベストはお父さんお母さん、父方のおじいちゃん、おばあちゃん、母方のおばあちゃん、おばあちゃん、といった風にずっとずっと繋がったみんなが描かれたベスト。
生かそう生かそうとするいのちに乗って、私たちは今、生きている奇跡。
たくさん条件つけて生きなくていいよ。
在るのはなに?
今私が生きているっていうこと。
そしていよいよ大日如来の登場。
ビックバンで大宇宙が生まれた。
その生み出した仏が大日如来。
そんな大日如来が全てあなたたちの中に入っている。
みんなで智拳印を結んで目を瞑り、「我、大日如来なり」と唱和した。
そして受付のチケット代わりに受け取った豆三粒。(実際には四粒揃えたかったそう)
砂曼荼羅を作るとき、一番最初に四粒の豆(種)を置いて作っていく。
豆を二つに割ってみると中は白いだけのようで、すべての種子が入っていて、これを撒くと根となり茎となり葉となる。
この小さい豆の中にすべてが入っているってこと。
それは私たちも同じで、自分たちの中に全てが入っているということ。
今日の参加したみんなのお守りに。
さらには、淡路島で行われている「ありがとう農法」の紹介。
農薬を使わず、ありがとうという言葉をかけて作物を育てる。
虫たちも協力したいのちの営み、循環の力は素晴らしくて、これにありがとうって応じるとすごいんだぞということ。
最後に、音叉を使ったいのちの振動の実験。
先生が鳴らす音叉の音を他の音叉で受け取る。
元の音を受け取って、ほかの音叉から音が発される。
先生は「響き合った」ってこともそうだけど、それ以上に、「私が音を止めたとしても、あなたの響きは止まらない」ってことを強調されてたように感じたな。
その全てのお話は、
「いのちを信頼して、感謝で受け取ろう。
いのちのどんなときにも生かそう生かそうという力に周波数を合わせて生きよう。
何があっても生かそう生かそうとする力。
それがいのちからの私たちへのメッセージなんだ。
全力で受け取ろう。
ありがとう~!!」
ということで集約され、講演は幕を閉じた。
とても感動的な一時間半。
僕は先生の熱く放たれるヴァイブレーションを受け取ったよ。
まさに生かそう生かそうする宇宙の根源的な力だね。
あー、もー、ほんと、
ありがとうございます!
購入した大日如来も普賢菩薩も新生の火の鳥も、この講演の全てを表してた不思議にもまた感激。
うーん、最高☆
僕は、今、生きてるぞ~!!
(中野綾ちゃん編につづく)
山地 弘純
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