12月25日。久しぶりに白兎神社。
とはいえ妻や子供たちと来たのは初めてです。
白兎神社は、日本最古の書物「古事記」に記される日本神話「因幡の白うさぎ」の白兎神を主祭神としています。
日本最古のラブストーリーといわれる大国主と八神姫の縁を結んだ因幡の白うさぎの物語にあやかり、ご縁結び、恋の成就を願うスポットとして有名ですが、僕にはもう一つ大きなメッセージを感じるスポットなのです。
ここの神社にある御身洗池(みたらしいけ)という、傷をおった白兎が傷口を洗い、治療したといわれる池があります。
別名「不僧不減の池」とも呼ばれています。
大雨が降っても日照りが続いても水位が上がったり下がったりせず、季節を問わず水位が一定のため、不減不増の池と呼ばれている不思議な池なのだそうです。
これはまさに般若心経の大きな世界観をこの小さな池の中に表したといえるでしょう。
まさに私たちの偏った思考をゼロリセットし、リスタートする場所にふさわしい。
僕はそれを感じながらここにお参りするのです。
雨続きの天気予報の中に1日ぽっかりとできた晴れのマークでしたが、まさに透き通った青空と輝く太陽に照らされた、素晴らしく気持ちのいい参拝でした。
素晴らしい光を全身に浴びながら、鳥居をくぐります。
設置された砂像がイメージをふくらませてくれます。
右手に御身洗池が見えてきます。
水面に見事な絵が映っていました。
陰と陽が見事にゼロとしてくっきりと浮かび上がった姿だと思いました。
これを見ただけで心が統合した感じがします。
やはり不増不減の池ですね。
進んで左に拝殿があります。
みんなで参拝です。
なにを願っているのかな。
僕は見事に願いが浮かんで来ず、ただ「ありがとうございます」と感謝しました。
本殿はこちら。横から見ました。
奥へ道があるので進んでみます。
視界が拓けて、下に電車が見えました。
足元を見ると、大量のどんぐり。
子どもたちは嬉しそうに拾って、たくさん持って帰りました。
参道を帰路につきます。
向こうに広がる日本海。
白兎海岸が目の前にある、とても美しい場所が白兎神社です。
【白兎神社】
住所 鳥取県鳥取市白兎603
TEL 0857-59-0047
ホームページ https://hakutojinja.jp/
山地 弘純
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