子どもたちとともに、鳥取市のさじアストロパークへ行きました。
プラネタリウムを見にきたのです。
第一部 専門職員による「今夜の星空生解説」。
第二部 テーマ番組「一秒ちょっと前の月」。
この二部制でした。
特に「一秒ちょっと前の月」の上映を見ていると、「いのち」への望郷というか、トリップしたような不思議な感覚になり、とてもよかったです。
私たちの住む星「地球」。
(引用:NASA)
地球の唯一の衛星である月。
私たちが見ている月は一秒ちょっと前の月なのだそうです。
(引用:NASA)
地球が属しているのは太陽を中心とする「太陽系」。
私たちが見ているのは、8分ちょっと前の太陽です。
(引用:NASA)
夜空に光る星たち。
これはいったい何年前の光でしょうか。
(引用:NASA)
一等星のシリウス。
8.6年前の光がここに届いています。
(フリー画像)
「主な恒星と天文学の距離単位」より転載
天の川です。
私たちは銀河系の内側にいるのでこのように見ています。
これは他の銀河の姿を映したものですが、我々の住む銀河系も外側から見ればこのようになっているのだと想像されています。
私の住所を厳密に言うと、宇宙-銀河系-太陽系-地球-日本-兵庫県-美方郡-新温泉町-熊谷ということになりますね
映像では、天の川をずっと奥に奥に入っていきました。
何千年、何万年、何億年という光が届いた星たちを辿っていくイメージ動画です。
中にはもう現在は死んでいる星もあるそうです。
その光も今我々のもとに届いているのです。
こうして138億年前に起こったとされるビックバン(宇宙の始まり)まで還っていきます。
もちろんビックバンの前には何があったのかということに対する仏教的な答えである「無」「始めもなく終わりもない」ということを前提として、闇から光が生まれる瞬間、一から二が生まれる瞬間に想いを馳せました。
正に我々の言葉で言うと、大日如来が第一の光を発した瞬間ということになります。
私たちは、その原初の光、大日の光が今自分に届いていること、それに深い感激を覚えるのです。
ナレーションの中でこのような言葉が流れました。
星を知り、宇宙を知るということは、
私たちがどこから来て、どこへ行くのかを知るということなのです。
また、このような宇宙の考察もあるのです
もしかしたら宇宙の地平線の向こうとは、精神と物質、自己と他者、生と死、全ての分かたれたもの=有限なものが合一し、無限へと帰る場なのかもしれません。
(ホシナコウヤ https://tenki.jp/suppl/kous4/2019/09/12/29425.html)
なんという最高のイメージ瞑想でしょうか。
地球の創造の記憶、宇宙の創造の記憶を辿り、いのちの大いなる源を想う、尊い時間でした。
それはとても壮大で、、神秘的な気持ちになれた時間でした。
【鳥取市さじアストロパーク】
住所 鳥取県鳥取市佐治町高山1071-1
TEL 0858-89-1011
山地 弘純
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