八鹿の長寿の郷であった講習会から八鹿のお寺で行われる会議までの隙間の三時間。
どうしよう。
どうしたい?
カフェでのんびりもいいけれど、
やっぱり霊性に大きな響きがある場所に行きたい。
ってことで向かった名草神社。
でも奥に奥に山を分け入るにつれ、まさかまさかの雪道に。
撤退する勇気。進みながらそんな言葉が降りてきた。
あと1キロほどなのに~。
でもスタッドレスタイヤからノーマルに変えたばっかだから。
鹿も遊んでるし・・・。(動画は子供番組の歌がバックに流れてて笑えるけど結構深刻な場面)
ふとスマホに目をやると「圏外」の文字。
で、泣く泣く引き返すことに。
またリベンジしよう!!
なので今度は今滝寺に。
このお寺もかなりの秘境にあるんだけれども、実はうちのお寺と開祖さんが同じなのね。
覚増上人という方が建てた法縁あるお寺なのに今日が初めて。
ようやく来れたよ。
それにしても笑えた。
本堂前まで車道が続いてたのね。
なんていう参道だろうと驚きながら荒れた草道を歩いていってたら、立派な車道が現れるという(笑)
仁王門がメインというか、在りし日の余韻を残していて素敵だったな。
途中の滝にも癒された。
さて、もうちょい行っとこと、
今滝寺から近い八木城跡へ。
ここは1キロほどの登山になる。
鹿対策の柵を通り抜け、いざ登山口へ。
時は16時55分。
いけるか。
たくさん置いてあるノルディックウォーク用のストックをありがたく使わせてもらう。
足元はちょっとぬかるんでいて、歩きにくかった。
靴がスニーカーだったのがあかんかったね。
日暮れが迫る中、再び心のせめぎ合い。
足早に登ったけど、日が落ちるのって早いね。
ちょっとドキドキしてた。
下界から聞こえるレスキューのサイレンがそれを助長してきたよ。
今日はやっぱり撤退する勇気がテーマなのか?
よし、あと100メートル!
よっしゃ~。
それでもなんとかたどり着いた~。
早歩きで30分。
やったど~!
天守閣跡で小躍り。
兵どもが夢の跡。ここでは二人で殿と姫の解放ごっこをまたしたいなって思った。
また妻と来よう。
そして休む間も無くすぐに降り始める僕。
後ろに迫る闇。
一目散に駆け下り車に乗ってホッと一息。
逃げ切ったぞ~。
この辺りの日の入りの見切りは、日暮れギリギリまで遊んでる子供たちに鍛えられたおかげかも。
真っ暗闇まではまだ余裕があるうちに戻れて、よかったよかった。
そんな養父市八鹿町のスピリチュアルスポット巡り。
うん、今日も楽しかった。
山地 弘純
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