出張の帰り、一人神河町の扁妙の滝に立ち寄りました。
初めて登山届けなるものを書くことになり、気軽に行ける場所じゃないのかとちょっとビビりましたが、滝だけならそんなに時間がかかりませんでした。
山道を急ぎ足で片道20分くらいだったでしょうか。
目的の場所に着けました。
滝の下に立つとなんだか固形の粒々が。
アラレ?と思いました。
いや、もしかしたら滝の雫が寒さで固まったのかな?とも思いました。
とにかく水の固体、液体、気体を同時に浴びることができたことや、光と影のコントラストを存分に味わうことができたことで、また格別なメッセージを感じました。
ナチュラリティーからスピリチュアリティーへと繋ぐ一本の意識の螺旋イメージと二極の陰陽統合イメージは今の自身のテーマですから。
それから、思考は置いといてただ身を委ねると、身体もとても気持ちよくて、とても弛んだような感じがしました。
たまたま滝のそばに来たとき、曇り空が急に太陽の日差しを差しかけて、なんだか導かれてるという感覚にもなりました。
ここは滝が凍結した時が美しいということなので、いつかそんな機会も狙おうかな。
帰り道は杉に囲まれた周囲を見渡して、「もうちょいきらめ樹してあげたいよね」とか思っている自分を観察しながら、なに知ったかぶり発揮してるんだよと自分にクスクス笑いながら歩きました。
時に自然の中に身を置き、システマティックな社会から離れる時間というものも大切ですね。
自分とはやはり「自然の分身」というのがしっくりきます。
家に帰ってみると、まだ雪がありました。
兵庫の南は晴れていて、北は雨でしかも雪が残っている。
そんな陰陽コントラストをここでも感じました。
滝が目的の僕は、「山登りコース」ではなく「沢登りコース」へ。
遥拝所があるね。なになに、子育て観音?
あの奥に見えるのかな?
赤い橋を渡る。
あれか。ちょっと寄って拝んで行こう。
萬古の奇岩「夫婦岩」があり、その間に「子育て観音」がお祀りされていた。
滝が見えてきたよ。
まずは左へ。今見えているオウネンの滝に近づくよ。
オウネン滝は静かでやわらかな滝だった。
次に目指すは扁妙の滝。
どんどん登るよ。
階段を下るわけではなくって、登ってから振り返ったところ。
いつも思うんだけど、落石にはどうやって注意したらいいんだろう。。。
岩場が続いてる。
普通にカジュアルなブーツはいて来たんで、歩きにくいよ~。
木のベンチ。岩と岩の間を渡す橋だと思った。
落ち葉の絨毯は歩きやすいな~。
さ~、いよいよ見えてきた~。
そこにぶわ~っと差し込んだ日の光。
なんかすご~い。祝福されてるみた~い。
来たぞ~、扁妙の滝!
でも、すっごく水量少ないな~。
扁妙の滝の由来。
江戸時代扁妙というお坊さんが不動明王を祀りこの滝で修行したという。お坊さんの亡くなった後、村の人々ががそれを偲んで「扁妙の滝」と呼ぶようになったそうな。
今またお坊さんが来ましたよっと(笑)
それにしても、やっぱり滝の癒し効果はすごいな~。
とっても和らぐし安らぐ~。
まだあったかいから無理だったけど、寒い日が続くと見事な氷瀑ができるらしいよ。
いつか見にきたいな。
(画像はかみかわ観光ナビhttps://www.kamikawa-navi.jp/guide/spot/828より拝借)
せっかくなので、滝見台にも行くことに。
光が虹になる場所があったよ。
とっても綺麗な光のマジック。
「健脚への道」と呼ばれる急な登り道に入る。
「天空への階段」と呼ばれる60段の赤いスチール階段。
そのまましばらく平らな道を歩く。
そして滝見台に到着!
ここで滝の全貌が見渡せる。
う~ん、いい気持ちだ~。
ぐる~んと見渡した動画。
名残惜しいけど下ることにするよ。
来た道を戻らず、他ルートを通る。
大地を踏みしめて、僕らは行くよ。
そんな「地に足がついたスピリチュアル系のアピール」(笑)
たくさんの杉の中を抜けていく。
登山道との合流地点。
ここって2合目なんだってさ。
いつか夫婦で登ってみたいな。
落ちた石に注意が必要。
あ~これが落石注意ってことかな?
うわ~、すご~い。綺麗な間隔。
少しづつ間伐してるのかな。
さて車を停めてた場所に戻ってきたよ~。
そこにあった水源かん養保安林の看板。
やっぱ森林って大切だよな~。
ほんと太陽にいい光を当ててもらったな。
さ~、3日ぶりの我が家に帰ろう。
帰り道。ラッキー!ソロ目揃った~。
ついにこの車も111,111キロか~。ほんとにありがとう。
で、うちに帰ると雪だった。
なんなんだ、この違いは。
寒さの中で陰陽の理をしみじみ思ったよ。
ちゃんちゃん♪
【扁妙の滝】
住所 兵庫県神埼郡神河町根宇野
電話番号 0790-32-1307(グリーンエコー笠形)
※グリーンエコー笠形の受付で登山届を出してから向かうこと。
ホワイトコテージ下の駐車場に止めて、沢登りコースを進むこと約30分。
山地 弘純
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