今日また子供たちとの関係性の中で、「ありがとう」から輝く世界が広がりました。
ほんとに「ありがとう」は魔法の言葉なんだなって体感で知ることができてびっくりです。
今まで僕は、「ありがとう」は大切だと書いておきながら、なんだかいつもすぐ忘れてて、なにか思い出したような時にだけ、まとめて「ありがとう」を伝えていました。
お父ちゃんを選んで生まれてきてくれてありがとう。
いつも一緒にいてくれてありがとう。
元気に成長してくれてありがとう。
その存在に対する感謝は事あるごとに感じていましたし、子供たちに毎日のように伝えてもいました。
「でも、有り難いことの連続でできているのが今という瞬間瞬間ならば、まとめて感謝を伝えるんじゃなくて間断なく感謝を伝えれるじゃないか」って、ふと自分の中にメッセージが降りてきたんです。
最近自分の子供に対する接し方が嫌でした。
自分の尺度の押し付けというか、感情でコントロールしようとしている自分が見えていたからです。
「あれはしてはならない」「これはしてはならない」という指摘も増えていました。
また、僕にとっては褒める子育てというのも、しっくりきませんでした。
「すごいね。」「よかったね。」
これもやはり自分の価値基準から成る言葉の押し付けに過ぎないと感じていたからです。
その上で、やっぱり行うのは
「ありがとう子育て」かなとふと思ったのでした。
それで、全て子供のやることなすことを「ありがとう」という観点から見て、言葉を紡いで見たのです。
そしたらほんと全てが「ありがとう」って言えるんですよね。
やってみて実感しました。
僕に対してしてくれたことに対して「ありがとう」っていうのは、いつもしているので簡単です。
それ以外のことが自分的に新しかったんですね。
ダラダラと遊んでいる姿にいつもなら「早くしてよ」ってイラだちながら言うんですけど、
「仲良く遊んでくれてありがとう。」
急に「足が痛くてお風呂まで歩けんから、おんぶして」とか言ってくると、「お風呂の時にだけいい加減にせーや」って怒るんですけど、
「そうだな。背負わせてくれるなんて嬉しいことだもんな。ありがとう。」
髪を洗うとき父ちゃんに向けて怒りながら「痛い」と訴えてきたら、「ちょっとのことだろ。それくらい我慢しな」とか言っちゃうんですけど、
「そっか。教えてくれてよくわかったわ。ありがとう。」
あー、そうか。
いつでもどこでもなんでも子供たちを通じて自分が感情を味わわせてもらえることに対して「ありがとう」って言えるじゃないか。
そんなピカッとした閃きのような感覚が僕の全身を貫きました。
それから、あー、もうなんでも「ありがとう」に変わるじゃないかと、一つ一つの言葉や行動を全て「感謝変換」して伝えて行きました。
「えー、またありがとうなの?」と子供たちも笑いながら上機嫌です。
いつもは不機嫌で愚図りやすい次女も、とってもご機嫌な驚きのお風呂タイムになりました。
「ありがとうばっかりだね。ありがとうお父ちゃん」と長女も嬉しそう。
「うん、お父ちゃんは今日から“ありがとうちゃん”になるんだ♪ ありがとうって素敵な笑顔で言ってくれてありがとうね。」
「うん。」
そんなこんなでみんなで笑い合い、「ありがとう」を言い合いました。
後になってまとめて「〇〇してくれたことにありがとうだよな」「〇〇な言葉にありがとうだよな」って振り返る感じだった今までの自分から、毎瞬毎瞬訪れる事柄に、「ありがとう」ってどんどん言える自分へのシフトです。
「ありがとう」の反対語は「当たり前」だというのも納得できます。
当たり前にできるっていう見方になっていたことも、全てをできることは当たり前じゃないんだなっていう観方でいると、こんなにも「ありがとう」って言えるんですから。
自分で歯を磨いてくれて助かるよ。ありがとう。
トイレに行ってくれて安心できたよ。ありがとう。
妹に順番譲ってくれて嬉しい。ありがとう。
我先にと急いで来てくれたから早く寝れるよ。ありがとう。
ほんとに全てが「当たり前」じゃなくて「有り難い」ということを採用したならば、みんながとってもキラキラと喜びにあふれた世界になるんだということを、しっかりと体感させてもらいました。
ありがとうが溢れてきます。
ほんとびっくり!
いつしか僕の中に泣きそうなほどの感動が渦巻いていました。
素晴らしき検証となったことを報告いたします。
いつもいいねをありがとうございます。
いつも読んでくださってありがとうございます。
今日も世界はありがたい。
山地 弘純
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