今日は朝から資源回収だったよ。
え？お写経の行事はどうしたの？
そう思うよね？
実はうちの地区にはうちしか小学校世帯はなく、行事の日だけど夫婦のどちらかが参加せざるをえない状況なんだ。
それで両親に相談したところ、満場一致で「お前はいなくても別にいい」ということで、僕が参加することに。
妻は茶粥と煮物のお接待に必要なのだそう。
本音をいえばこの資源回収には、複雑な想いが渦巻いてた。
うちは寺っ子体験スクールが終わるまでは休みを取ることがかなり難しく、25から27日を子供の夏休みの思い出に旅行に行こうって6月の初めに予定を入れていた。
そしたら後日に妻が泣きそうな顔でこの日はダメだって僕に伝えてきたんだよね。
27日の朝に資源回収があるから、必ず参加しなくちゃいけないと言われたみたい。
妻は地区の役員を受けてるから。
予定があるから参加できないって言えばいいだろとって妻に不満ぶつけたけれど、うちしか小学校世帯の人がいないし無理だよって気持ち沈んでた。
「その日は旅行にいくからどうしたらいいでしょうって僕が言おうか」って僕は主張したんだけど、「やめて」って言われた。
そりゃそうだよね。
今の社会でそれを言うのは勇気がいるもんね。
みんな遊びに行きたかったり、忙しい中でそれを犠牲にして頑張ってるのに、そんなの許されない！って感じで縛り合ってるような現状だもんね。
とかなんとか思いながら葛藤してたけど、どうにか旅行日程をずらす方向で調整できた。
まー旅行に行ってたら、どのみち写経会は僕も妻もいなくて全て親任せってことになっちゃうんだけどね。
それが図らずも回避された。
だから結果的にそこはうまく回ったのかなって思う。
そして今日。
僕は前日にご近所さんから軽トラを借りて張り切っちゃった。
なんだかんだ、やったら楽しかったな。
軽トラ初めて運転したもん。
パワステないからハンドルが重かった～。
そうそう、草刈り機（ビーバー）も三年前の保育園の奉仕作業で初めてデビューしたんだった。
世間知らずだから、みんながやってることの、こういう一つ一つの初体験が僕は嬉しかったりするんだな～。
長女と次女もお手伝い。
子どもたちにも感想を聞くと、楽しかったって。
軽トラの荷台にも乗れたしね。
ただ、ほんとに少子高齢化が特に進んだ過疎の地域だから、これからますます負担が大きくなるだろう。
でもね、それでも、そのスタッフの人が「その日は旅行に行こうと思ってます」って普通に言えて、そして「うん、それは仕方ないよ、行っておいでよ」って快く言ってあげられるような、そんな「余力は確保した活動」であってほしいものだな～って願ってる。
僕自身、そう言ってあげられる自分でありたいよ。
今日感じた想いを言葉にして、これから組織に届けていけたらいいなって思う。
そんなわけでいろ～んなことを感じた、このたびの資源回収。
他地区からヘルプにきてくださった方々へは格別の感謝を。
ありがとうございました。
あー、軽トラいっぱいの重い雑誌の束を運んだから腕が疲れた～。
数珠より重いもん持ったことないし。
明日は筋肉痛かも（笑）
山地 弘純
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