【3月30日~4月1日の記憶】
いざ、小豆島へ!
僕の魂の故郷へ、みんなみんなで行けること。 なんてなんて嬉しいんでしょう。
第32回小豆島親子遍路。
去年デビューの長女に続き、今年は妻に次女に三女に妹に甥っ子がデビュー。
また一つ夢の扉が開きました(๑>◡<๑)
バスの中の光景を見ながら、自身の幼少の頃に想いを重ねました。僕が初めてお参りしたのが3才の時。
巡り巡って今。
こんな日が来るなんて夢のような心地でした。
というわけで夫婦で一緒に時にお返しに行きたいと願っていた清滝山の「子授石」をも、ついにお返しにいけることになったのです。
日生港から小豆島までのフェリー。
みんながここで早めの昼食をとり、白装束をまとったお遍路さんへと変身です。
フェリーの甲板ではしゃぐ子供たち。
いよいよ小豆島に上陸です。
まず最初に向ったのは寒霞渓。絶景のスポットです。
残念ながら霞んでいましたが・・・。
さあ、お参りです。楽しんで行こう!
スタートは清滝山です。
ここでついに夫婦で一緒に、御住職に子授石をお礼を添えてお返しすることができました。
石門堂へはかなりの距離を歩きます。中型のバスが近くまで上がれないのです。
とはいえ子供たちは、笑顔いっぱいで駆け上がります。
石門の壮大さ。素晴らしいでしょう。
ここも絶景な碁石山。気持ちの良い天気です。
碁石山の入り口の大きな修行大師の下で集合写真を撮って、そのまま洞雲山まで歩きました。
木々の隙間からの木漏れ日がとても清々しいです。
洞雲山。ここが第一番札所です。
常光寺に来ました。ここはいつもなら桜が満開なのですが、今年はやはり遅いらしくまだまだ蕾でした。
第一日目を終えて、今宵はかつや旅館に泊まります。
みんながまずは弘法大師様に見立てたお杖を洗います。
足の汚れを綺麗に落とし、今日は一日一緒に歩いてくださって(同行二人)、ありがとうございました。ごゆっくりお休み下さいという気持ちを表します。
かつや旅館の前は美しい海辺の風景があります。
夕食までの時間、子供たちは楽しそうにはしゃぎまわっていました。僕自身もこの時間が大好きです。
夕食前にもおつとめです。最初のごはんをお櫃からとり、お大師様にお供えしてから私たちがいただくのです。
おはよう。二日目です。昨日とは打って変わって気温がぐっと下がりました。
さて、朝食の準備も、子供たちに活躍してもらっています。
難所である笠ヶ滝は子供たちに人気のスポット。急斜面を手すりや鎖をつたって登って行きます。とても楽しそうに子供たちもトライしています。
下りの方が気を使います。さすがに2才の娘はおんぶ紐を利用しました。
滝湖寺です。お遍路のお作法。お寺に入るとまず鐘をつきます。ご~ん。。。
仏谷山もまた神秘的な場所です。洞窟の中で御住職が護摩祈祷と法話をしてくださいます。
パグ(犬)のお寺としても有名です。
雨が降って来ましたが、仏谷山から西之滝へは昔ながらの遍路道を歩みます。
西之滝では知る人ぞ知る龍水のスポットです。ペットボトルを持参すれば無料で龍から湧き出すというお水がいただけます。
西之滝のなが~い階段を下ります。ここも絶景です。
よくここで競争のように駆け下りて、こけて擦り傷をつくる子がいるのですが、今回は傘を持っていたことが幸いしたのかもしれませんね。
大観音(仏歯寺)。すごいスケールです!
海の向こうの岡山からでも、天気がいい日は見えるらしいですよ。
ここで昼食のお弁当にします。ありがたいことにお素麺をお接待してくださいました。
大観音の頂上へ向うなが~い階段を元気よく駆け上がる子供たち。大人にはエレベーターがあるのでご安心を。
すごいとこだね~と、妻も頂上まで登って感動してるみたい。
山の観音です。真っ暗な闇を手さぐりで進む胎内巡りです。
僕は幼いころに手を放しておでこを激しくぶつけ、大泣きしたという伝説の場所です。
今でもコブが残っています。
山の観音の名物は大般若経による肩たたきです。分厚い経典で、全員の肩や背中をバンバンと叩いてくださいます。気持ちいいですよ~。
二日目最後のお寺、明王寺。大数珠を回して楽しんでいます。
二日目のお宿はひろきや旅館。ここは夕食時にビンゴゲームをしてくださるので、子供たちも大喜びです。
おはよう。
もう最終日の3日目。みんな元気元気です。
まだ帰りたくな~いって声が続出しています。
小さな無人の庵もたくさんあります。ここは一の谷庵です。なぜここによくお参りするかというと極楽寺へと続く、昔ながらの遍路道が残っているからです。
極楽寺に到着。ここは堀に囲まれていて、お城みたいです
いよいよフィニッシュ。3日間で20ヶ所程度しか回れませんですたが、このゆったり加減が親子遍路のペースです。
札所の打ち止めは霊場総本院にて行います。
小豆島の土庄港で最後に一時間ほど自由時間。昼食はみんながうどんかそうめん。僕はオリーブ素麺をいただきました。美味しいです。その後はお土産を購入する時間に充てました。
最後にフェリーの上から島にお別れのおつとめです。
「ありがとう、小豆島!」
心の中で念じてねというつもりでみんなに伝えたのですが、朋季と一徹、そして奈美の大きな声が響き渡りました。最高!(笑)
さあ、これでお遍路の終了です。お疲れ様~☆
カモメの餌やりを楽しむのも、この小豆島遍路の楽しみです。
帰りのバスはこんな感じ(笑)
こうして2泊3日の小豆島でのリトリートが終わりました。
もしよかったら、皆さんも瀬戸内海に浮かぶ離島で、日常とはちょっと違った時間、空間をご一緒してみませんか?
親と子で、祖父母と孫で、そんな体験ができたなら、最高ですよ。
ぜひ来年ご一緒しましょう☆
2017年 春の小豆島親子遍路 (完)
山地 弘純
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