子供遍路も巡拝 春休み利用し 香川・小豆島霊場
春の遍路シーズンを迎えて県外から多くの巡拝客が訪れる小豆島霊場(香川県)では、春休みを利用した子供たちが大人に交じって札所を巡っている。
兵庫県新温泉町の「善住寺」の檀家(だんか)らでつくる三宝会の一行には小学生11人を含む21人が参加。3月30日に小豆島に到着し、小豆島町の88番札所「楠霊庵(なんれいあん)」を手始めに2泊3日の日程で巡拝した。
子供たちは、白衣姿に金剛づえをつきながら巡拝。札所に到着すると一行を引率する善住寺副住職の山地弘純さん(36)から巡拝の作法などの指導を受け、親ら大人と一緒に般若心経を唱えて手を合わせていた。
小学校入学を前に初めて参加した宇多彩音ちゃん(6)は「小豆島の暖かさに驚いた。小学校で勉強ができ、いい友だちができるようお願いしました」と話していた。
「産経新聞より」
小豆島八十八カ所霊場:かわいいお遍路さん 子どもら巡拝 /香川
毎日新聞 2013年04月02日 地方版
春の遍路シーズンを迎えた小豆島八十八カ所霊場では、春休みを利用して霊場を巡拝する子どもたちの姿が大人に交じって見られる。
先月30日には、土庄町の大部港に兵庫県豊岡市新温泉町の「善住寺三宝会(山地弘純代表)に属する3歳から中学生までの子ども10人を含む21人が到着した。一行は早速、小豆島町橘の八十八番札所「楠霊庵」を訪れた。白衣姿のかわいいお遍路さんは数珠を手に首から和けさを下げ、手には金剛つえをつきながら階段を登り巡拝。いおりに到着すると山地代表からお参りの仕方を教わり、大人と一緒に般若心経を一心に唱えていた。
母や姉と巡拝した亀井理央さん(8)は「新学期からは3年生。友達をたくさん作って勉強も頑張りたい」と話していた。
善住寺副住職も務める山地代表は「今回で28回目。子どものころからお参りに来ています。初めての子どもたちもいるので、各札所ではゆっくりしっかりと般若心経をお唱えしたい」と話していた。
「毎日新聞より」
山地 弘純
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