高森先生、宮下先生、桜田会長が繋いでくださったご縁に、僕たちも乗っかることができた。
それは「みらい桜」
甚大な被害をうけた野蒜地区。
子どもNGO懐で集めた募金を、この地区の方々が形にしてくださった。
野蒜の代表の方がおっしゃった。
「いつか10年後、20年後に新婚旅行や家族旅行でここに来て下さい。咲き誇るみらい桜を見にきて下さい。我々は枯らすことないように頑張ります」
僕も家族七人の名前を添えて募金に協力させていただいた。
いつか桜の咲き誇る未来の春の日に、まだ今は幼い我が子達と妻を連れて、訪れようと思う。
高森先生と野蒜の皆さんとの繋がりは感動的なのものだ。
高森先生が野蒜の皆さんと別れた後、涙ながらに話して下さった。
「俺は男に初めて抱きしめられたよ。
抱きしめられて泣きながらささやくような声で言われたよ。
被災してよかった・・・。あんたたちに会えたからって。」
被災してよかったわけないじゃないか。
なのにそんな言葉がでてくるなんて。
人と繋がるってこういうことなんだろうな。
僕の心は、今とてつもなく震えている。
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山地 弘純
住職
真言宗のお寺『善住寺』の住職。瞑想誘導、心の相談、陰陽統合セッション、カウンセリングなど心の寺子屋としての活動に力を入れる。夏休みの寺子屋体験、春休みのお遍路体験など、子供たちの集まる企画も大人気。大人も子供も笑顔をいっぱいに表現できるフィールドとしてお寺を活用していくべく邁進中。ブログは自己の気づきを綴る中に、生き方のヒントとして発信している。
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