12月31日には毎年除夜の鐘つきをしています。
108回の鐘をつき、旧年のけがれを落として、まっさらな年を迎えます。
108という数は人間の煩悩の数と言われていますが、数自体にたいした意味はないとのこと。大変多くの煩悩が人間にはあるということでよいのだと思います。
四苦八苦という言葉がありますが、4×9=36 8×9=72 それを足すと108だという語呂合わせのような説もあるそうです。
とにかく大変多くの煩悩を抱える私たちにとって、清らかなる鐘の音が、清々しく心に満ちていき、私たちの心のモヤモヤを浄化していってくれる、とても素敵な行事なのです。
一年の素晴らしい出発に除夜の鐘をつきましょう。
今年も年の変わり目の近づくころ、みなさんが鐘つきにこられました。
僕は留守にしておりましたが、習字教室の元教え子たちも来てくれたということでした。
会えなくて残念だったけれど、みんながちゃんとブログで僕がいないことも承知の上で来てくれたそうです。
それを聞いて、とても嬉しかったです。
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山地 弘純
住職
真言宗のお寺『善住寺』の住職。瞑想誘導、心の相談、陰陽統合セッション、カウンセリングなど心の寺子屋としての活動に力を入れる。夏休みの寺子屋体験、春休みのお遍路体験など、子供たちの集まる企画も大人気。大人も子供も笑顔をいっぱいに表現できるフィールドとしてお寺を活用していくべく邁進中。ブログは自己の気づきを綴る中に、生き方のヒントとして発信している。
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