温泉寺の小川君の結婚式の二次会に呼んでいただき、行ってきた。
実は専修学院での修行時代に僕は不眠症でかっこ悪い姿を見せ続け、彼にもお灸をすえてもらったり強い言葉をかけてもらったりもした。
そんなこんなで僕は同級生でありながら、しばらく彼に対して引け目があったような気がする。
それが変わったのが3年ほど前。
行動力のある彼に連れられて被災地支援に僕は初めて東北を訪れた。
南三陸町の旅館でのお風呂は僕と彼の二人だけ。
その時僕はずっと言えなかったお礼を言うことができた。
「あの時はお灸をしてもらったり、ありがとう。
今まで言えなくて、ごめん・・・」
そしたら彼の方も慌てたように言った。
「いや、こっちこそごめん。
あの時の言葉はなくしたい。調子に乗ってた。」
それから彼はいろいろと自分の言動を振り返りながら、自分の発言がどう間違っていたのか、それから尊敬できる人と出会いどう変わっていったのかなど、つらつらと話してくれた。
そうか、同じだったんだなって思った。
お互いに今まで引け目に思っていたのか。
それが違和感だったのかなと、その時わかった。
被災地での静かな夜。
お風呂の中での会話は、今も僕の中で大切なものとして残っている。
この被災地でのことがある前だった僕の結婚の際には、彼を呼んでいなかった。
それなのに二次会に呼んでもらえてホントにありがたかった。
これから但馬を盛り上げていく上で、彼との関係は切っても切れないものとなるだろう。
お互いにいい刺激を与えあいながら、進んで行きたい。
特に今回の二次会の中で、城崎という町と城崎の仲間に対する熱い思いを聞くことができたのは、とても素晴らしかった。
僕ももっともっと町と繋がっていきたいと強く思った。
ありがとう。
祐章君、とも子さん、今回はご結婚、ほんとうにおめでとうございます。
山地 弘純
最新記事 by 山地 弘純 (全て見る)
- 兵庫県新温泉町飲食店テイクアウト情報☆ エール飯にご協力を!! - 2020年4月20日
- うちは現在アナ雪ブーム真っ盛り - 2020年2月20日
- 仲間が琴浦町にある「東伯発電所」の壊れた風車の視察をしてきてくれました - 2020年2月19日