今日チケットを買って下さった方も、過去に息子さんの不登校で悩まれたそう。
親の見栄。子どもへの押しつけ。先生とのぎくしゃく。
「いろんなことを勉強させていただきました」と語られた。
そして「でもおかげさまで話せる場所が3ヶ所あったこと。これが救われました」と穏やかな笑顔。
周りからの無責任な言葉を浴びせられるということが多いらしいが、ありがたいことにそれもなく、静かに見守ってもらえたともおっしゃった。
祖父や祖母にも言いたくなるのを抑えてもらい、親も関わり方を変えようと努力し、他の学校ではあるが通えるようになったそうだ。
様々な相談所や施設、カウンセリングにも通ってアドバイスをもらった際には、同じ境遇の方にも大勢出会ったという。
「同じ不登校の家族の中には、子供が全員通えない人もおられました。それになんだか高学歴な人の子供にそういう人が多いような気がしました。お医者さんとか、学校の先生とか。」
胸がドキッと打った。
スピケアの授業の時に受けた「機能不全家族」のこと。教師や僧侶などの強い押しつけ家族に多いと先生に言われたことを思い出した。
僕も3人の親として、他人事ではない。
不登校が何を示しているのか。「さなぎ」を通してしっかりと向き合いたいと思う。
『ゆっくり大きくなってもいいんだよね』
誰もがそのキャッチコピーの答えを待っている。
「うん、いいんだよ」と。
「それじゃ学校行かなくてもいいんだよね。」に対して、「いいんだよ」と僕は言えるだろうか。
『いつから、子どもにとって、学校と勉強が一番大切なことになってしまったのでしょう』
この映画を見た方の感想である。
学校と勉強よりも大切なことって?
生きる上で必要なことって?
ちなみにこのチケットを買って下さったお子さん、結婚して子供に恵まれ、幸せに暮らしておられるとのこと。
みなさん、チケットの直売りをしております。
どうぞお気軽にお申し付け下さい。
町内でしたらお届けにでもあがります。
山地 弘純
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