なにこの日差しは!
午前中、大般若経を準備している時のことです。
すごいいい天気!!
大般若経600巻。
この度は申年なので401巻から450巻を転読いたします。
干支に応じた12年で全て転読し終えるということになります。
今年のお正月の転読では、「不合不散」が目につきました。その時は意味がわからなかったのですが、この一年で理解できてきました。
一つに繋がる世界で、全ての現象は、合わさらず散らずの関係性にて成り立っているということ。
この相互の距離感というか関係性を理解した上で、他人とも向き合っていけたらと思ったのでした☆
我々は一つの存在でありその価値に優劣はない。
我々はそれでいて全く同じ個性をもったものなど存在しない。
同じであり、違うんですね。
分離していながら相互に支え合う存在とも言えるでしょう。
みんな別々の方向へ向いて自分だけの力で生きているように思えて、宇宙の空なる仕組みの中に身を委ねているともいえるのかもしれません。
さて、来年の大般若経からは、何を得ることができるでしょう。
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山地 弘純
住職
真言宗のお寺『善住寺』の住職。瞑想誘導、心の相談、陰陽統合セッション、カウンセリングなど心の寺子屋としての活動に力を入れる。夏休みの寺子屋体験、春休みのお遍路体験など、子供たちの集まる企画も大人気。大人も子供も笑顔をいっぱいに表現できるフィールドとしてお寺を活用していくべく邁進中。ブログは自己の気づきを綴る中に、生き方のヒントとして発信している。
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