ついに、アモリール・石谷友理さん主催のひより塾年間講座がスタートしました。
森日和先生を中心とするこのメンバーで1年間一緒に学びを進めていくのです。
それはとても素敵な出会いであり、これからより濃密な繋がりを紡いでいくのでしょう。
和の心。
日本人であるということ。
その所作が自然体になりますように、染み渡らせていきたいものです。
日和先生の財布を落としまくるという性質。そしてそれは必ず中身が減ることなく帰ってくるということ。
日本人の素晴らしさの壮大なる確認作業ですね。
おもしろいな~。
そして個人的に今日一番ツボに入った言葉は、
「今日必要なことしかしゃべっちゃダメよ、私!」
でした(笑)
とてもかわいくて、お茶目で、素敵な日和先生です☆
それからね、岡山のひより塾の開催場所が、なんと北さんのお寺なんだって。
びっくり~。
北さんは修行仲間であり、阿字観瞑想の仲間であり、僕がソウルメイトだと感じている人なんです。
僕が瞑想で神秘的な体験をした時、真っ先に北さんに聞いてもらいたくて興奮しながら話したという、そんな人。
あー、やっぱりミラクル。
北さんじゃないかなって思ったら、やっぱり北さんだった。
不思議な繋がりがまた一つあぶり出しのように浮かびあがったことに感動。
体整えば心整うというように、まずは形か入るのです。
方円で指先から水がしたたるような流麗な姿勢で。
自分自身が小さく小さくふるまうのです。
相手に与える印象が、おごりのないように。
座布団先生からその込められた心を学ばせていただきましょう。
1、座布団の上であいさつをしてはいけません。
これは見下ろさない。高いところから挨拶をしないという心からです。
礼法の世界では、畏敬の念を動作で伝えます。
2、座布団を足で踏まないようにしましょう。
わざわざ足が痛くないようにと出してくださっているものですからその想いを踏みにじらないようにして下さい。
3、座布団を動かさない
勝手に動かすと相手の気持ちを汲めなくなってしまいます。そのままに受け取りましょう。
わたくしは行きたい場所を作りません。行かされる場所に行ってみることです。
何も思わない中に、自分のあるべき場所に導かれるということを信じているのです。
わたくしは神様、仏様がどう思っているのか知りたいのです。
日本の礼法
少しの違和感も感じさせない。相手にピクっとさせない。
水のように空気のように無色透明でありなさいと教わりました。
相手に気遣ってくれているのだなと感じさせないようにするのです。
型を知っていることで、その心を忘れずにいられるのです。
頭をさげることで、手を合わせることで湧いてくる想いがあります。
それは感謝の念であり、尊敬の念であり。
礼法とは、大切なことを忘れさせない知恵なのです。
どんな動作にも「真」「行」「草」があります。
お茶を入れる時の「真行草」はどういうことか。
「真」は一番正式なやり方で、台所でお茶を入れます。
「行」は盆略手前。お客さんを一人にするよりもちょっと略して相手の前でできるやり方です。
「草」はお茶を置いておくので好きに飲んでね、といったやり方です。失礼なようですが、相手にとってその方が心地いい場合があります。
行動の基準はなにかと申しますと、損得ではなく、美しいか美しくないかなのです。
そして究極に美しい姿を追求したら、「自然体」であったのです。
自然体とは「自ら」「然らしむる」「姿」と書きます。
「自ら」という言葉。
これは「自(みずか)ら」と読むと自分から取りに行くといった意味になります。しかし「「自(おのずか)ら」と読むと、自然に与えられるといった意味になり、全く反対の意味になります。
みずから取りに行くことと、おのずから与えられることは表裏一体なのです。
「然らしむる」とは「適当」「適切な」という意味です。
「不躾は 目にたたぬかは 躾とて 目にたつならば それも不躾」
「仮初の 立ち居にもまた 素直にて 目にかからぬぞ 躾なるべき」
そのような旧き言葉にあるように、とっさの動作であっても自然に振る舞うことができるようになることが躾なのです。
聞くべくして今皆様は御一緒しているのです。
そして怖いことを申しますが、聞く責任があるのです。
全ての経験は、自分のためではなく、他人の役に立つためにある。
どうかそのことを覚えておいて下さい。
記念すべき第一回のひより塾。
今後、講座の単発参加もできますよ~!
次回は7月26日!
宜しくお願いしま~す
山地 弘純
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