風車倒壊「メンテナンスは年一回してきた」(日本テレビ系(NNN))
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20180824-00000068-nnn-soci
あまりこのニュースで大きく煽ることはやりたくないけれど、土台ってこんなにお粗末なものなんですかね。
もっと埋め込むものだと思っていました。
このたびの台風の強風で淡路島の風車が倒壊したというのです。
150メートルの風車が倒壊した時、いったいどうなるのでしょう。考えるだけで恐ろしいです。
多分方法書には何メートル埋め込むかという記述もなかったように思われます。
また今回の件とは別になりますが、昨年巨大風車火災の事例もありました。
消防車による消火活動が意味をなさないのです。
ナセルに自動消火装置を設置することが唯一の手段かというところのようですが、事業者がそれを設置するのかどうかも、聞くだけは聞いてみようと思います。
落雷の格好の的でもある風車の避雷システムについても、聞いてみたいですね。
いろんな方法が試されているようですが、六甲山の風車は2年で落雷があり、止まったままで放置されているそうですので、その辺りに完全性はなさそうに思えますがどうなのでしょう。
とはいえ事業者はその辺りは十分に考慮して建設しますと答えるだけでしょうから、この辺りの論点は付録程度になるでしょうけどね。
今回の件でさまざまな災害の可能性があるということが世間に知れ渡ったのは嬉しいことです。
多くの方々が私に「風車が倒れたことを知っているか」と連絡してきてくれました。
一台の風車の損害額が数億円にのぼるそうで、そのまま放置される可能性も否定できないという負の遺産のリスク。
僕たちはこの辺りの責任の所在をリスクマネジメントとして、しっかりと突きつけたいものです。
山地 弘純
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