【コミュニケーションをあきらめない】
昨日、僕のタイムラインで初めてコメント欄を炎上させちゃったんよ。
「半身麻痺」って言葉を比喩に使ったことが原因なんだけどね。
これに対する評価がまさに真っ二つに割れてね、お互いがせめぎ合ってるような感じになった。
僕も一瞬ためらったんだ。
「もしこれを見て不快になる人がいたらどうしよう」って。
でも、これが一番しっくりくる言葉だったし、
「宇宙の半身という意味で、人間の半身ではないので、大丈夫だ。」 「人からどう見られるかとか、人からの指摘が怖いからとかで、自分を表現するのを躊躇したくない」
そう思って、投稿ボタンを押した。
ちょっと勇気がいったな。
いや、わかってたんだよ。
「その人の気持ちになったらどう思う?」「当事者の気持ちを考えたらそんなこと書けないでしょ」って意見が入ってくることも。
だって僕も今までたくさん自分の中で使ってきた言葉だったから。
でもその人の気持ちになったらとか、ほとんど無意味だってことも感じてた。
それはただの想像、マインドの世界で、ハートのリアルな振動を感じることはできないから。
僕の求めていたのは、実際にその麻痺の最中にある方の言葉だった。
そして予想以上に、僕のお友達の中に今その体験をしておられる方がいることを知った。
怖い中を勇気をもって書き込んでくれた方々、ほんとにありがとう。
それは、実際にこちらの心に響くやり取りだった。
やっぱりマインドからなる言葉は、僕の心に響かないから。
僕は、ハートで会話したい。
だから、当事者の方とは、ただただ丁寧にやり取りしようと心掛けた。
相手の感じる言葉のニュアンスを聞いた。
こちらの感じていた言葉のニュアンスを伝えた。
どうして欲しいのかを聞いた。
どうしたいのかを伝えた。
相手の意向に添いつつ、それで僕の湧いてきた想いを歪めることないような言葉を探した。
「白身だけの卵」とか「黄身だけの卵」に変えてはみたけど、それはいまいちしっくりこなかったけどね。
それでも何人かの実体験者の方々と一対一で話をしているうちに、どんどん言葉が擦り合わされてくるんだよね。
擦り合わせているのに、妥協じゃなくて、洗練されていく感じ。
あー、コミュニケーションってこういうことなんだなって、この時ふと感じた。
同じ言葉であっても、その言葉の上にコーティングされた価値観は人それぞれ違って、みんなそれ故にすれ違いに苦しんでる。
言葉はただの言葉だ。
そこにみんな何を写してる?
僕はわかり合いたいって感じた人とのコミュニケーションを簡単にはあきらめないよ。
すっごいコミュニケーションが下手だったけどね。
すぐに「わかってくれない」って悲しくなって怒りが込み上げて、「もういい!」って投げ出してしまう僕だったけどね。
やりたいことをあきらめないって決めた時から、僕は変わったと感じてるから。
心屋さん、ちゃみさん、スピケアなどからインスピレーションをうけて作った僕なりのメソッド。
「言い合うよりも、聴き合うこと」
「本音を伝えることをあきらめない」
これらを、壊れかけた僕たち夫婦の関係修復のためにやってきたもんね。
ちなみに自分の思いをつたえるということは、相手にどこを変えて欲しいとか、どうしてほしいとかではなく、
「あなたの言葉で、私はこういう風に感じてしまうんよ。」
「あなたのこの言動で、私はこう受け取ってしまうんよ。」
「だから、それをしないでくれというよりも、私が感じてることをまずわかってくれてるだけでいいよ。」
そんな本音をお互いに聴き合い、伝え合い、確かめ合うことの繰り返しなんだよね。
ビリーさんっていう方がいるんだけどね、その方も言ってたね。
コミュニケーションとは「相互理解活動」なんだって。
相手の話しを耳で聞く。
そして自分の心でそれを咀嚼することが聴くってことで、だいたい人はここで終わる。
そこでもう一歩、「あなたはこういう風にいっていたと私は理解しましたがそれでいいですか?」という確認をすること、これが訊くってこと。
「はい、合ってます」と答えてくれて初めてコミュニケーションになる。
ここまでやれる人はほとんどいないんだよって教えてくれた。
僕は実体験してきたから、その成果を知っている。
ほんとにコミュニケーションって素晴らしいって知っている。
だからね、今回の炎上でも、チャンスとも思えた。
けっこう楽しんでた。
僕はもうこれくらいでは傷付いたりしないしね。
同じく勇気を出してそのコミュニケーションに応えてくださった方のおかげで、僕の中では感動的な収束を迎えたよ。
傷つけてごめんね。
そして教えてくれてありがとう。
分かり合えたかも、っていう実感と共に、最後に言葉まで降ってきた。
「半神麻痺」って。
それは肉体でもなく、心でもなく、神というか魂、大日如来の領域だね。
すっごい興奮したんだけどね、もう言葉を差し替える気もなくなってた。
なんていうかね、僕のほんとの目的は、炎上してもこうやってコミュニケーションをとると、すっごい化学反応が起きるぞ〜って体現したかっただけなのかもね。
なんだかとても不思議な夜だった。
ザワザワとワクワク、ドキドキとウキウキ。
いろんな感情も味わえたね。
空気で会話したつもりになるのはもうやめよう。
お互いの言葉にひっついた思い込みを外して、感情で繋がろう。
そう感じた出来事だったね。
分かり合えるんだね、僕たちは。
あーもう、みんな大好き。
ありがとう(๑>◡<๑)
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※追記
あ、そうそう。ここの解釈を間違えてほしくないんだけどね。
自分がやりたいって感じたことを大切にしている僕は、「この人とコミュニケーションしたい。この人とその循環活動をとことんやりたい。」そう感じたから「あきらめない」を発動したということだよ。
やりたいと感じない相手との、「コミュニケーションをあきらめない」ではないので、あしからず(笑)
山地 弘純
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