今日は但馬青年教師会のこぼんさん寺小屋修行だったよ。
僕はスタッフで参加した。
それと長女と次女も参加したんだけど、うちの子達って、こんなにも内弁慶なんだな~と感じることしきり。
うちではあんなにわめいたり愚図ったりしてるのにね。
二人とも自己紹介で涙目になりながら消え入りそうな声でやってる姿を見て、僕は「声が聞こえねーよ!」「涙目になってんじゃねーよ!」とかざわつくものがありながらも、そういえば僕もそんな感じだったなと、心臓が潰れそうなくらいの恥ずかしさが過去からフィードバックした。
二人ともが、自己紹介も、アイスブレイクのゲームも、瞑想も、みんなの前で笑いながら大きな声でしゃべれる父ちゃんのことがすごいと思ったみたいだよ。
そうなんだよね~。
そうなれたんだよね~。
僕がこんなになれるなんてね~。
別に父ちゃんみたいになれなくってもいいんだけれど、多分きっと今日消え入りそうな声ででも言うことができたという経験は、小さくても確かに積み上げた自信になるんだろうな。
そういえば、僕は山地家のダメな遺伝だって思い込んでる。そこに素敵な解釈を与えてあげたいなって思った。
友達作りも下手な二人。
別々な班で一人ぼっちづつだった午前中。
それでも午後にはそれぞれ友達ができてたみたい。
話しかけてくれる子を待つ姿勢が、自分を見てるみたいでイラッとくるんだけどね。
やっぱりここでも僕が見てるものは自分なんだよね。
なんだかんだと、終わった後で、「来年もまた来たい」って言ってくれたことが嬉しかったな。
「父ちゃんは私たちのことを見るのを忘れたみたいで、他の子のことばかり見ていたから」と恨めしそうな長女。
「そんなん父ちゃんは一班の班長だから一班の子供たちのことを見なきゃいけなかったしね」と僕。
僕は一班。
次女は二班。
長女は四班。
敢えて離してもらったことを、二人は知らない。
それでも気にしてるってことを、二人は知らない。
それを知らずに、父に頼ることをあきらめて、それぞれに初めての人と出会って新しい関係性を作るという体験を踏んだ。
もしかしたら子供たちからすると、父ちゃんが知らないだけで、いつもそんな自分なりの勇気を積み重ねてるんだよって心の中でつぶやいてるのかもしれないね。
もう、ほんとこいつら僕に似て、ちょろこいんだ。
へなちょこだわ。
あー、だけど、へなちょこラブ。
もうそれがダメだって思う必要はないね。
ダメじゃないよ。
それでいいよ。
否認して次に進むより、
認めて次に進みたいな。
臆病でいい。
臆病なまま進め。
山地 弘純
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