本日、新温泉町仏教会で托鉢を行いました。
毎年5月8日の降誕会（お釈迦様の誕生日の一月遅れ）と12月8日の成道会（お釈迦様が悟りをひらかれた日）に宗派をこえた仏教会としてまとまり托鉢を行うのです。
9時から10時くらいまでの間は浜坂地区で、10時15分くらいから11時過ぎまで芦屋地区を練り歩きました。
（浜坂地区）
（芦屋地区）
托鉢のスペシャリストである禅宗の方々は「ほー」と声を出しながら回っておられます。
「法施」「法雨が降り注ぎますように」などの思いがこめられているようです。
僕は真言宗なので普段托鉢では声を出さない、もしくは真言（マントラ）を唱えるので、「ほー」に合わせるように、「オウム 」という聖なるマントラを唱えながら回るようになりました。
皆さまに「自分が自分がという力をぬいて大いなるチカラに委ねましょう」とイメージングしながら、マントラの響きをお届けしました。
今年は日曜日だったからか、例年より多くの方がご協力くださったような気がします。
ありがとうございます。
その後芦屋地区の龍潜寺にて成道会法要を行いました。
臨済宗の読経を皆で行いました。
いつも他宗の読経は新鮮です。
「白隠禅師坐禅和讃」を唱えていると、また違った素敵表現の仕方に、新たなインスピレーションが湧きもしました。
ありがたいことです。
神とは絶対的他者。
仏とは究極的自己。
やり方はいろいろあれども、その統合こそが我々の道となります。
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山地 弘純
住職
真言宗のお寺『善住寺』の住職。瞑想誘導、心の相談、陰陽統合セッション、カウンセリングなど心の寺子屋としての活動に力を入れる。夏休みの寺子屋体験、春休みのお遍路体験など、子供たちの集まる企画も大人気。大人も子供も笑顔をいっぱいに表現できるフィールドとしてお寺を活用していくべく邁進中。ブログは自己の気づきを綴る中に、生き方のヒントとして発信している。
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