本日12月8日は成道会といい、お釈迦様が悟りをひらかれた日です。
毎年この日に、新温泉町の仏教寺院が宗派を越えて、托鉢をします。
いつも感じることは、禅宗の皆さんの托鉢の身なり、姿勢の美しさです。
あ~いいな~と毎回思うのです。
「いつも托鉢の姿勢が素晴らしいですね。お辞儀の仕方一つでも、美しいな~と思います」
と直接お伝えすると、
「あはは。どこに重きをおいているかというだけですよ。それが我々は托鉢であるだけで、それは真言であったり、座禅であるのだと思います」
との答えをいただきました。
心地よい刺激を受ける日でもあります。
雨の中ではありましたが、20名を越す僧侶の参加があり、浜坂、七釜の町中を托鉢した後、七釜の玉田寺さまにおいて、成道会法要を行いました。
臨済宗の経典から他宗の世界観に触れ、また仏教が深まりそうです。
ありがとうございました。
法要が終わると、雲が開けて日差しが差し込んできました。
柔らかく、温かく、優しく、愛おしい光です。
集まった浄財は、町の社協に寄付させていただきました。
感謝☆
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山地 弘純
住職
真言宗のお寺『善住寺』の住職。瞑想誘導、心の相談、陰陽統合セッション、カウンセリングなど心の寺子屋としての活動に力を入れる。夏休みの寺子屋体験、春休みのお遍路体験など、子供たちの集まる企画も大人気。大人も子供も笑顔をいっぱいに表現できるフィールドとしてお寺を活用していくべく邁進中。ブログは自己の気づきを綴る中に、生き方のヒントとして発信している。
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