6月2日(水)
今日、習字教室が終わった後で、ユウナとミキと3人で鬼ごっこをして遊んだ。
ま~軽く遊んでやるか~と思ってたんだけど、あの子らズルするんだもん。
2人で手を組んでくるなんて。きたないわ~。
「鬼半分も~らい! 二人で行こうで~」
って何やねん、半分って!
そんなんいじめやわ~。
広いスペースでならどこまででも逃げれるけど、習字教室の周りの、しかもミキが決めた場所だけじゃあどんなに早く逃げたって二人に追い詰められてタッチアウト。
くっそ~、また鬼か。。。
でも負けるか~って大人気なく追いかけて、タ~ッチという寸前、
「タイム!」
今度はなんだよ。。。
「ここはタイムの間だから、タッチしてもダメ~。」
って、そんなんありか~い。
ころころ作り変えられるルールに翻弄される僕33才。
もうどうにでもしてくれ~。
捕まえれるまで追いかけてやる~。
どんな無茶苦茶なことでも文句も言わず、ただただ追いかけてダッシュを繰り返していると、そのうちあの子ら呼吸が荒れてへばってきた。
へへ~んだ。
サッカーやっててよかった。
僕はまだまだ余裕で、
「タ~ッチ!!」
ヘロヘロな二人ならもう捕まらないぞ~と、一目散に逃げる。
よっしゃ~。
大海に飛び出した~って思った瞬間、
「ビ~~ム!!」
え???
「先生、タッチビームありだけ~。先生の鬼な。」
なに~。
お前ら~ふざけんなよ~って思ったけど、気を取り直してこっちもお返しする。
「ビ~ム!!」
繰り返される激しい応酬。
「ビーム!」
「ビーム!」
「ビーム!」
「ビーム!」
「ビーム!」
「ビーム!」
・ ・ ・ ・ ・
もう一生やってればいい。。。
「先生、もうやめようで~」
先に根を上げたのはあの子らの方。
僕はどんな不当なルールにも屈しなかった。
「勝った・・・」
大人の理論に引っ張り込まず、子供のやり方で戦いきった充実感。
え?
単にガキなだけだって?
だけど僕はやっぱり大人。
子供の心を忘れない大人になりたいと願いながら、いつの間にか忘れていってしまってる。
そんな僕の、せめてもの償い。
それにしても、子供は面白いな~。
あ~楽しかった。
山地 弘純
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